News / ニュース

2022.01.19

「子供の情景」
勅使川原三郎コメント

カラス アパラタスでの次回公演は、「子供の情景」
シューマンのピアノ曲に着想した新作です
創作中の勅使川原からのコメントをお届けします。
 
シューマン作曲「子供の情景」は、13の小曲によって構成された、全体が約18分ほどの曲です。
それぞれにタイトルが付いていて、音楽から内容が想像しやすい魅力的な組曲です。
ひとり孤独な雰囲気から快活に遊びまわる子供たちを思い浮かべます。どれも生き生きとした目つきや身体の動きを感じます。
子供の姿が見えるようですが、まるで大人が子供に戻ることもできます。
しかし私のダンス『子供の情景』は、思い出に浸るのではなく、今の「大人の情景」を問いかけます。
ノスタルジー(郷愁)ではない、生き生きしたダンスを作ります。
子供を表す時、背伸びする姿を想像します。大人も背伸びするだろうし、ぐったりとしゃがみこむ時もあるでしょう。
子供の心をもつ?
いや、大人も常に子供の心、純心な感覚で生きているはず。
しかし、いつもきれいでおだやか心の訳がない。激しい感情のぶつかり合いもあるし、自虐的にもなるだろう。
そういう葛藤を含めた「大人の情景」であり、それがダンス『子供の情景』なのです。
 
音楽は、原曲のピアノ演奏を基調に、他のシューマンの曲を少しとノイズ音楽を挿入して再構成します。
勅使川原三郎
 
 
▷ご予約と詳細
アップデイトダンスNo.91「子供の情景」フォーム予約
 

2022.01.12

受賞のお知らせ

ヴェニスのビエンナーレダンツァ2022にて、金獅子賞を勅使川原三郎が受賞しました。
 
▶︎詳細はこちらよりご覧くださいhttps://www.labiennale.org/en/news/2022-lion-awards-dance

 
今年7月にはヴェネツィアにて、ストラヴィンスキー作曲の「ペトルーシュカ」を上演致します。本作は2017年にカラス アパラタスでのアップデイトダンスNo.46にて初演、今夏、新たに創作予定です。(3/25よりカラス アパラタスでは上演)
 
受賞のコメント
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2022.01.11

2月のアップデイトダンス
ご予約受付開始!

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「子供心を描いた大人のための作品」と作曲家、13のテーマが織り込む
ノスタルジーの向こう側の「大人の情景」に変貌するダンスタペストリー
見知らぬ国・不思議なお話・鬼ごっこ・おねだり・満足・重大な出来事・トロイメライ(夢)
暖炉・木馬の騎手・むきになって・怖がらせ・眠りに入る子供・詩人のお話
 
▷ご予約と詳細
アップデイトダンスNo.91「子供の情景」フォーム予約
 

2022.01.11

「オフィーリア」
前半4回の公演が終演

『オフィーリア』前半4回の公演が終演。
荻窪までご来場いただいた皆様にお礼申し上げます。
 
11(火)、12(水)に休演を挟み、13日より後半4公演が開幕!
 
▷残りの日程
1/13木 19時半
1/14金 19時半
1/15土 16時
1/16日 16時
 
▷ご予約
「オフィーリア」フォーム予約
 
オフィーリア#3_ - 11

2022.01.09

アパラタス公演中!

1/7〜16まで『オフィーリア』を上演中!
1/11(火)、12(水)は休演日。
『オフィーリア』は、16日(日)まで荻窪・KARASアパラタスにて上演中(11日(火)、12日(水)は休演)。
ご予約は前日24時まで受付中、各日当日券の販売予定あり。
 
「オフィーリア」フォーム予約
 
 
オフィーリア#2_ - 19
オフィーリア#2_ - 6

2022.01.07

「オフィーリア」
初日の幕があきました!

勅使川原三郎の創作メモより
 
「ハムレット」について
物語を演劇にする事は、まるで身体内の老廃物を排泄する行為のようだと思えることがある。
ハムレットはいかにも退屈で、語り手は死体嗜好翔症かのように死を多産する。死は日常茶飯事で、また、死がなければ話が終わらない。逆説のようだが、死体嗜好症の作家が扮する男の名をハムレットという、読まれなくては存在しない人間が、読まれる瞬間からおしゃべりする顔に焦点が合わない目つきは暗い宙空に漂う。
あなたが読む速度が地球の回転を速めたり遅くしたり。架空の死を多産する演劇、私にとってダンスは死から生へ向かう態度と言ってもいいのですが、つまり誕生という死の始まりからの夢を形にし瞬時に消し去りたいのです。はたしてハムレットという物、ハムレットという装置は、その反対いかに生を殺し、死を形作るかを企むのでしょうか?
私は率直に思考する。死を殺しつづける装置を作りたいと考えている。それは美しいと思えるのです。空想や夢ではない物として。
 
勅使川原三郎 
 
 
アップデイトダンス No.90「オフィーリア」
日程:1月7日(金)ー16日(日)
劇場:カラス アパラタス B2ホール
「オフィーリア」フォーム予約
 
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写真は初日終演直後の勅使川原と佐東
『オフィーリア』は、16日(日)まで
荻窪・アパラタスにて上演中
(11日(火)、12日(水)は休演)

2022.01.06

「オフィーリア」
明日より開幕!

今年最初の公演「オフィーリア」は明日より開幕
稽古中の佐東利穂子からのコメントをお届けします。
 
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オフィーリアが水の底からみている、という発想がこの作品の始まり。
弱くて水のように周りの人間や運命に流されるままのオフィーリア。
原作では彼女自身の言葉はほとんど語られず、全てが謎のまま提示されている。
彼女は彼女の内的世界を守ったまま水に還っていった。
誰も知ることのなかった彼女の内に秘めた情熱と絶望に、ダンスを通して初めて触れる、見えてくる。
踊れば踊るほど私はどんどんなくなって、周りの世界も消えていって、何かが見えてくる。
そんな思いで取り組んでいます。
 
佐東利穂子
 
 
アップデイトダンス No.90「オフィーリア」
日程:1月7日(金)ー16日(日)
劇場:カラス アパラタス B2ホール
「オフィーリア」フォーム予約

2022.01.05

「オフィーリア」
開幕まであと2日!

今年最初の公演「オフィーリア」はあと2日で開幕です。
創作中のアパラタスより、勅使川原三郎の創作メモをお届けします。
 
ダンス作品「オフィーリア」について 
屈折したハムレットという人物と物語が根底にあることは否定はしないが、オフィーリアを「ハムレット」という物語の引力から切り離して独立した孤独な一人の宇宙を表出させることを目指した。
死から生を見る目こそ、この作品が持つ特徴である。オフィーリア無しのハムレットは存在しないだろう。愛と死という古典的テーマを身が沈みゆく川水の中から、水面を通して仰ぎ見る空の彼方に届かぬ手先が、触れるハムレットの体温はすでに死体のものであるのか。
オフィーリアは色とりどりの色彩に包まれながら、死と生の間に全身を延ばされる。オフィーリア、無時間の死が踊る生。
 
勅使川原三郎
 
アップデイトダンス No.90「オフィーリア」
日程:1月7日(金)ー16日(日)
劇場:カラス アパラタス B2ホール
「オフィーリア」フォーム予約
 
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2022.01.01

新年の挨拶

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photo by Mariko Miura