時々日記 2026.04.20

風にのって来て桜を咲かせて散らせた春が
長く伸びた雲に寝そべっている
今週末の土曜日に初日の「ロミオとジュリエット」の準備の日々。
すでに数えきれない解釈があり演出され、時にバレエ化もあるのは
知ってはいるが、ぼくはそれらについてほとんど何も知らない。
ぼくがやるのは解釈や理解ではなく、物語を文学から解放し想像
すること。こっちの方から遠くのあっちに何かを投げ返すことだ。
書かれたことと書かれていないことの間を探り、謎を見つけて形
を与える。それがぼくがやれることだ。
日々が謎々。
ダンスには独特の力、やり方がある。明瞭さからずれてまとまらない
時、予定調和ではない力が生まれる。そのように考えるのは、
ぼくが矛盾と葛藤する終わりがない渦の中にいるからだと思う。
この小さな男はいつものように大空を見上げては、思いっきり息を
吹きかける。

パーマリンク