「ハムレット」創作ノート 2

「ハムレット」のダンス作品を作る理由
 
声によるセリフを伴った演技ではなく、身体の動きあるいはダンスによって
ハムレットを上演する術は何か?
原作を表現するのではなく、原作が投げかけるものとどのように立ち向かい、
何をどのように投げ返すのかを問うこと。
演技をするハムレットではなく、
ハムレットという身体が何を感じ、どのように死と生の間を生きるのかを探ること。
理解不可能な内容から身体的に受け入れうることを探すこと。
原作から逸脱することをいとわず、身体を解体すること。
盲人の動作のように始めるにしても、上演中に的確な一撃を的に当てること。
 
勅使川原三郎

パーマリンク