Works / 活動紹介

DAH-DAH-SKO-DAH-DAH

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演出・振付・美術・照明:勅使川原三郎
出演:勅使川原三郎、佐東利穂子、鰐川枝里、加藤梨花 他
照明技術:清水裕樹(ハロ)
音響技術:三森啓弘(サウンドマン)

初演:2012年11月23日 東京芸術劇場 プレイハウス(リクリエーション2012年版)
製作:KARAS 助成:芸術文化振興基金

主催:KARAS フェスティバル/トーキョー

公演記録:
2013年 ウィーン(澳)
2014年 パリ(仏)
2015年 ル・アーブル(仏)

DAH-DAH-SKO-DAH-DAH
生きている人と死んでいる人が奏でている音楽。
風は、もしかしたらそういうものなのかもしれない。
ー勅使川原三郎
宮沢賢治の「春と修羅」に収められた詩「原体剣舞連(はらたいけんばいれん)」にインスパイアーされ1991年に創作をした同タイトルのダンス作品は、
勅使川原三郎の代表作として国内のみならず、ネクスト・ウェーブ・フェスティバル(ニューヨーク)、UKジャパン・フェスティバル(ロンドン)他、
海外でも数多く公演し、モントリオール・ヌーベルダンス・フェスティバルでは最優秀観客支持賞を受賞。世界中の多くの観客が魅了され、
今なお鮮烈に記憶している勅使川原三郎の代表作。2012年、新たに改作され生まれ変わる。現在ヨーロッパツアー中。
ギャラリー
レビュー(抜粋)
読売新聞 2012年12月18日   立木燁子氏
初演から21年。音楽構成も変え、剣舞の場面も排し、作品を現代に息づかせる再創造の工夫が光った。賢治が詠んだ剣舞の根底にある鎮魂の祈りが静かに伝わる。。。
。。。勅使川原の硬質な世界と賢治の世界が共振した。
公明新聞 2013年1月16日   池野恵氏
さまざまな対比を盛り込みながら浮かび上がるのは、その身を削るかのように徹底して動きを追求していくことで、場の空気を変える、ということだ。
 初演から20年以上の歳月が流れ、振付家本人以外のメンバーは一新された。若い世代の参加によって、作品は新たなイメージを獲得した。進化し続けるダンスの可能性を強く感じさせる忘れ難い一夜となった。