ー今回の新作はどのような作品ですか?
勅使川原三郎:
「インダストリアル ブック」はほとんどがノイズ音楽で構成されています。
以前からノイズミュージックで作品を創っていろいろな冒険をしてきました。
もちろん作った作品には室内楽やオーケストラクラシック音楽、そして
オペラも題材になっていて、さまざまな音楽で踊ってきました。
しかしその原点に、ノイズということがあるように感じています。
例えばピアノも鍵盤をハンマーで叩くノイズであるでしょうし、
弦楽器も弓を用いて弦を擦る、あるいは弾いて音を出す。
叩いて音を出す打楽器はもちろん、そういう意味で全て聴こえるトーンは
ノイズと言えるでしょう。
電子音も、自然界や宇宙から響いてくるノイズも、人間の体内の中にも様々な
ノイズが振動しています。それらのノイズは音楽と言えます。
インダストリアルな意味のノイズとそれらを記す・記録する意味のブック。
きれいにまとまらない、ある種の乱れた再構成を作品にしようと思ったこと
がこの作品の発端です。これも身体と世界との新たな出会いなのです。
〈予約・詳細はこちらから承っています〉
https://www.st-karas.com/updateticket118/
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