―「ワルツ」はどの様な作品なのでしょうか?
勅使川原:私はもちろん出演しますが、佐東利穂子の独特の身体の使い方をより駆使した、音楽的な、ある意味で新たな出発としてのワルツが、そこから生まれると思います。
その理由の一つが、ハビエルアラサウコというスペインの若いダンサーが参加することです。彼はゲストというよりは、私たちのカンパニーの一員のようになっています。
あるヨーロッパのワークショップに彼は参加していました。
この若い男性はとても素直で見込みがある、どこまでもそんな気持ちを持っている。
それは私が最もダンサーに求めることですが、彼はそれを体現します。
そして彼はピアノを弾くのですが、ピアニストであるように音楽の理解も深い。
まさに3人による三拍子のワルツ、どこまでも踊り続けるワルツ。
自分の姿は消えてなくなるぐらいまで踊り続けるワルツを、公演したいと思っています。
どうぞ皆さんご来場ください。とても新鮮な体験になると思います。
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