ドローイングは私の日常。動きを生み出し、探し求めるために線を引く。
面を広げ影を彫り光を輝かせる。発生した動きは常に明るさと暗さに
翻弄され溶け合い、私は喜びと謎に包まれる。身体が自然界から生命
エネルギーを得るように、私は紙の平面に生命エネルギーを注ぎ込み、
動きをどこまでも追いつづけ、いつまでも遊び、我を失い我を探し求める。
ダンスとドローイングの関係は謎のままだが、無時間平面を凝視し、
見知らぬ過去や中断された未来の中に、失われた線を私は求め続ける。
「失われた線を求めて」ノート 勅使川原三郎
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