昨日は「シナモン」の初日でした。今日、2日目。
ブルーノ・シュルツの言葉世界、物事や現象の裏側に
潜む不可思議で活き活きした生命は、身体の中に深くに沁み入む。
シュルツの言葉が発動させる独特の流れは、体内の細部を巡る。
身体という自然、音楽が発する光量で仕立てられる皮膚衣装、
壁と床と天井の木製の大自然、膨張と凝縮によって変形する
第2の自然である劇場シアターX。
私たちは、空気が混ざった想像力を深く呼吸して踊りました。
よかった、ん、よかった、これが初日終演後の気持ちです。
私にとって「シナモン」はシュルツ原作の創作8作目ですが、
原作への興味と想像は尽きません。
あと3回の公演に全力で向かいます。
今後もよろしくお願いします。
2016.4.29 勅使川原三郎
[メールマガジンNo.388より]
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