時々日記 2024.09.16

時々日記
2024.09.16
 
アップデート#105「変身」の3日目、初日から流れ出した黒い液状ダンス原作はカフカだが、固定概念の小説解釈とは全く異なる作品。独特の世界
通常のダンスではないが、逆にダンスの強度が現れた、想像力の強度を高め人間身体の存在を問う。
わずかな灯り、希薄な身体、微かな動き、些細な変化の連なり、人体の人間と人体ではない人間が拮抗する、闇の内側と外側
枠の中、内側からの、内側への求心力、開放を人間がどう持ちうるのか
カフカが書いた小説はどんづまりの限界から何を照射しようとしていたのか
私は何かを受け取った、確かに、だが何か判明しない。それがカフカなのだ
私の勘違いなら、なおさら興味は尽きない、ダンスと共に謎は深まるばかり
ST

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