Works / 活動紹介

青い目の男

構成・演出:勅使川原三郎
出演:勅使川原三郎、佐東利穂子、鰐川枝里
照明技術:清水裕樹(ハロ)
照明技術助手:井口貴春(ハロ)
音響技術:三森啓弘(サウンドマン)
主催:KARAS
提携:シアターX(カイ)
上演時間:60分
初演:2015年7月8日 東京・両国 シアターX(カイ)
公演歴:2016年 アネシー(仏)
ギャラリー
レビュー(抜粋)
ダンスマガジン 2015年10月号 石井達朗氏
朗読が入っても、言語を遥かに超えていて白昼夢のようである。
われわれは「青い目の男」とともに夢想すること、あるいは幻視することが特権的な世界にいざなわれている。そして夢想も幻視もあまりに美しく、われわれのいる現実を侵食してくるのだ。
Twitterより転載 高橋彩子氏(@pluiedete)
勅使川原三郎『青い目の男』佐東利穂子の夢のような美しさ崇高さ。鰐川枝里の鋭利さと勇敢さ。
素早さに優美さや官能性も混じる勅使川原にはふとニジンスキーを連想。そして忘れがたいのが、
涅槃仏の如く横たわる佐東の頭に、なんとも言えない表情の勅使川原が手を乗せるラスト。
芸術と永遠と死について想う。
月刊シアターX批評通信 第59号 2015年8月 田中伸子氏
夢想からなる比喩で構成されたシュルツの世界がダンス表現によってさらに具体的に、多義的に観客に訴えかけることを見事に示した。
(…中略)そのまま昇天に至るのではないかと思わせるような緊張感と速度に満ちたダンスが観客を圧倒した後に続くのは佐東による解放と安息のダンス。