2019年8月6日

1933
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          常に新たな生命装置
          カラス アパラタス
 
2013年7月に東京 荻窪にオープンしたアパラタスは丸6年を
 
過ぎ7年目に入りました。その間、アップデートダンスシリーズ
 
では65作品を発表公演し、8つの再演作品を除くと57の新作
 
を創りました。これは6年間の創作としては他にはない作業だと
 
思います。また勅使川原三郎を中心に始まったKARASは、19
 
85年にグループ結成以来34年が過ぎましたが、その規模に
 
しては広範囲にわたる創作活動をしてまいりました。
 
アパラタス開場以来、日本での活動をより活発に充実させること
 
が可能になりました。創作基盤として画期的変化であり、また
 
心身及び技術を鍛える場として力になっています。
 
加えまして、これはとても大切なことなのですが、来場なされた
 
観客の皆様と直接顔を見合わせて交流できる楽しみがあります。
 
公演直後の出会いや会話から新たな発見と別な出会いもあり、
 
なんとありがたくうれしいことでしょう。
 
これからもよろしくお願いします。
 
勅使川原三郎
佐東利穂子
KARAS一同
2019年8月吉日

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